COLUMNコラム

お気に入りと暮らす2019.11.13

先日、北欧に行く機会をいただきました。

デンマークの「ヒュッゲ」という言葉、皆さんはご存知ですか?

デンマークの方がとても大切にしている、時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉だそうです。

ホッとくつろげる心地よい時間、またはそんな時間を作り出すことによって自然と生まれる幸福感や充実感、そして暮らしを楽しむ姿勢。

そんな「ヒュッゲ」な暮らしを学びたいなと思い、デンマークに発ちました。

 

幸福度の高い北欧、その中でもデンマークはいつも上位にいるので、どんな暮らしをしているのか、元々とても興味がありました。

デンマークではいろんなものを見て、いろんな方のお話しをお聞きして、税金の事や働き方など、とても考えさせられる事ばかりでしたが、そんな中、一般家庭にお邪魔させていただける機会もいただけました。

 

 

愛犬を抱いて。

リビングには1枚板のテーブル。

照明器具は、レ・クリントでしょうか?

どのおうちにお邪魔しても、贅沢な暮らしをしているわけではなく、きっと極々一般家庭。

でも、ルイス・ポールセンの照明や、レ・クリントの照明や、ファブリックや家具も、おうちにあるものは日本人の私からしたらどれも「いいもの」ばかりでした。

デンマーク(北欧全体的にですかね)の人たちは、良いものを、大切に長く使います。

本当に気に入った良いものを、子や孫にも引き継いで、ずっと大切に。

それってとっても素敵な事だと思います。

 

思い出のあるものや、本当に気に入ったずっと大切に使っていけるもの。

そういうものに囲まれて暮らしていけるのって素敵だし、それも「ヒュッゲ」な暮らしだと思います。

 

会社で使うひざ掛けをお気に入りのものにする。

好きな香りのアロマディフューザーを机に置く。

そんな事でも、小さなしあわせを感じます。

それも小さな「ヒュッゲ」かも。

でも何よりも、オーナー様の暮らしを「ヒュッゲ」な暮らしにしたい。

そんな事を強く思った、北欧の旅でした。

 

共和ハウジング株式会社 井出