COLUMNコラム

ニューノーマル時代Vol.32020.12.10

こんばんは、ココチエ一級建築士事務所の矢倉です。
12月に突入です、師走です。
ニューノーマル時代、変化を楽しんで お家時間を楽しみたい。
今回は、そんなお家の間取りについてです。
日本には四季が合って春夏秋冬と、その季節ごとに暑い、寒い、ちょうどいいがあります。方位により日射も東から陽がのぼり、西へ沈む。
そう考えると、家の間取りは、道路の付き方からある程度
どこに何を配置するかが決まってきます。
但し、それがなんでもかんでもそうかというとそうでは無い。
市街地の狭小地だったりすると隣地から落ちてくる日陰も考慮する。
その敷地が持っている特性を知ることが大事。
松本や安曇野市は東と西に山があるから、そのそれぞれの山沿いに家を建てると
朝日が当たらなかったり、日が落ちるのが早かったりもあるのです。
だから、家は敷地を読む。のです。
風通しだったり、日当たりだったりをちゃんと検討する。
セオリー通りの配置をベースとして。
このお家は南面に居室が面していないのですが
階段吹抜や東面から良質で柔らかな日差しを取り込むことができています。
室内の明るさは、その居室の開口部や南面からだけもらえるのでもないのです。
住宅の設計は、その住まい手さんの大事にしたいことを優先し
その優先順位の高い希望をしっかり叶えて行く事。
家づくりは、造る=現場の技術も必要ですが
設計技術がやっぱり大事。
設計技術を活かすための現場技術。
これからのニューノーマル時代は、何が起こるかわからないその変化に追従すべく
基本的な性能の上に、土地の性質をしっかり捉えた設計力がより必要になる。


家にいる時間が増えて家族と過ごす家。
ニューノーマル時代、変化を楽しんで お家時間を楽しみたい。
そんなお家のご希望をお聞きして、ワクワクしながらお家づくりをしていければなぁと思います。それではまた!


安曇野市・松本市を中心に、デザイン住宅・二世帯住宅・平屋・リフォームなど、ハウスメーカー以上のこだわりのデザインで高性能なお家をご提案しているココチエ一級建築士事務所の無料相談会をご利用下さい。>>無料相談会をご希望の方へ