COLUMNコラム

明るさと開放感と快適さを兼ね備えた平屋②2023.11.16

こんにちは。ミライエ建築工房の米山です。

前回の内容に引き続き、平屋についてお伝えしたいと思います。

今回は、明るさと開放感、それに快適さをプラスした内容になっています。

 

家を建てるなら、

・自然の光がたっぷり射し込む明るい家にしたい・・

・ゆったりとした開放的な家にしたい・・

・そして、四六時中快適に過ごせるような家にしたい・・

誰もがこのようにお考えになるでしょう。

 

そして、これらが全て実現できるような土地を選び、

間取りを考え、住宅性能を備えようとします。

 

いうなれば、太陽の光を全身で浴びられるような南向きの土地を選びつつ、

部屋を南向きでつくりかつ、南向きの大きな窓をつくる。

そして、断熱性能を高めて

夏と冬のストレスを緩和するといった感じですね。

 

これを実現した住まいは、

冒頭の3つの要素を全て満たした素晴らしい住まいになります。

が、実際の生活はと言うと

思い描いていた暮らしとはなんだか違うという方が

多かれ少なかれいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

なぜなら、南向きの土地は日当たりがいい反面、

外から家の中が丸見えになってしまう可能性も高いからです。

 

すると、視線を避けるために

カーテンを閉めたままにせざるを得なくなるため、

充分に光が届かない場所が出てくるというわけですね。

カーテンを閉めたままだと窓から外の景色が見えなくなり

閉塞感も出てしまいますしね。

 

なので間取りを考える時は、

外から丸見えにならないようにすることも、

同時に考えておかなければいけません。

 

「平屋」ともなればなおのことですよね。

全部の部屋が1階にあるためプライバシーが守られていないと

日当たりがよく心地のいいお家だとしても快適な暮らしには

ならないですからね。

 

✔️大切なプライバシーの担保

 

これは平屋に限った話ではなく2階建ての場合も同じことですが、

間取りを考える時は明るさと開放感だけに着目するのではなく、

同時にプライバシーが担保されているかどうかにも着目すべきです。

明るさと開放感は、プライバシーが担保されていないと完全には

実現出来ないからです。

 

そして、プライバシーが担保された「平屋」を仮に実現出来るとしたら、

それは間違いなく最強に住みやすい家になるのではないでしょうか。

経済的に優しく、強度にも優れていて、家事への負担をミニマムにしてくれ、

明るく開放的で最高に快適な暮らしを得ることができるわけですからね。

 

 

というわけで、

明るさや開放感だけではなく、快適さという面から

「プライバシーの担保」も忘れないようにしてくださいね!

というお話でした。

 

最後まで読んできただき、ありがとうございました。