COLUMNコラム

それってホントに必要?2022.10.25

こんにちは。ミライエ建築工房の米山です。

 

今回は、合理的にお家を縮小する考え方

についてお伝えしていきたいと思います。

お家を小さくすることができれば、

コストも安くなり、土地代や外構代の

負担を減らすことができます。

 

また、光熱費や固定資産税といった

維持費(ランニングコスト)も削減でき、

後々必要になるメンテナンス費用や

増改築費用なども抑えることができます。

 

しかし、ただ単にお家を小さくしてしまうと、

使いにくく住みにくいお家になってしまうので、

小さくても使いやすく住みやすいお家にするための

考え方も同時にお伝えできればと思います。

 

 

✔POINT1『廊下』

 

 皆さんにとって

廊下は絶対に必要な場所でしょうか?

 

一度考えてみて必ずしも必要でない

ならば、廊下をできるだけなくして

考えることをお勧めします。

 

なぜかというと、廊下ができれば、

それよって空気が分断されてしまい、

家の中に温度差ができる原因となるからです。

 

いわば、廊下がペアガラスの真空層の役割を

果たしてしまっているというわけです。

 

また、廊下のドアが開いていると、

空気が逃げているような気がして、

廊下のドアは反射的に閉めてしまいますよね。

 

結果、洗面やお風呂やトイレなどに、

エアコンの余熱が届かなくなり、

2階建ての場合であれば、

1・2階の温度差が生じるだけではなく、

2階の部屋と廊下の間にも、

温度差が生じてしまいます。

 

また、廊下ができることによって、

廊下のコストが余分にかかるのですが、

これに加えてドアやスイッチの数も増えることになり、

さらなるコストアップの原因にもなります。

 

以上のような理由から、

必要ないとお考えであれば、

そもそも廊下がないお家になるような

プランを考えることもオススメします。

 

コストをカットしながら、

快適性が高い家がつくれるわけですからね。

 

✔ POINT2『今と昔の違い』

 

次に、考えていただきたいことは、

部屋の広さについてです。

 

例えば、昔のお家には収納がほとんど無く、

結婚と同時に婚礼ダンスを購入する

ということが当たり前だったため、

寝室にはタンスが所狭しと並べられているお家が

多くありました。

また、ドレッサーも、

寝室に置かれていませんでしたか?

 

それに比べて現在はどうでしょうか?

部屋と収納を分けるのが

当たり前となっていませんか?

お化粧をする場所も、寝室ではなく、

洗面やリビングという方も

多くいらっしゃると思います。

 

さらに、昔のテレビはブラウン管だったため、

テレビそのものが場所を取っていたのですが、

現在は薄型テレビになり、壁掛けすることも

できるので、テレビが場所を取ることもありません。

 

こうしたことを踏まえて

部屋の広さ、とりわけ寝室の広さを考えてみると、

そんなに広い寝室が必要なのかもう一度考えてみても

いいかもしれません。

 

 

広々したリビングダイニングキッチンが

あることが当たり前となった現在は、

寝室は、文字どおり、

寝るための場所として使われています。

 

そうであれば、必要最小限の広さで充分だと

思いませんか。

 

こうやって掘り下げて考えてみると、

他の部分でも見直せる箇所が見つかるかもしれません。

 

一生に一度のお家づくりがコストと暮らしやすさの

両面から納得したものになるように

今回の内容、また前回の内容も参考にしてみてください。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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