COLUMNコラム

再配達問題の解決に向けて今できること2023.03.28

こんにちは。ミライエ建築工房の米山です。

 

 気温が一気に上がって

桜の花が一斉に開花し始めましたね。

オフィスのある中川村も

桜の花が咲き始めています。

 

 

今年は、お花見もほとんど制限なく行えそうですから、

桜の花を思い切り楽しみたいですね。

 

さて、今回は、「再配達問題」についてその内容と、

弊社の新たな取り組みをお伝えできればと思います。

 

インターネットやスマートフォンの普及によって、

Amazonや楽天など、ネットショッピングは

今や当たり前のサービスになっています。

24時間いつでも買い物ができて

最短で翌日にはお家に届くなんて、とっても便利ですよね。

私も、すごくお世話になっていますし、

外に出て買い物をする機会も減りました。

新型コロナウイルスの流行によって

お家時間が増えたこともあり、

ネットショッピングの利用者は増加しています。

 

しかし、そうした一方で、

社会問題になっているのが宅配サービスの再配達です。

最近ではニュースでも取り上げられるようになりましたね。

ライフスタイルの多様化によって、

不在率が高まり、荷物の再配達依頼が増加しているのです。

 

再配達問題が与える2つの影響

 

ドライバーへの負担が増える

 

再配達をする場合、同じ道を行ったり来たりするため

ドライバーさんの体力面に負担がかかります。

また、個人でドライバーとして働いている場合は、

再配達をしても1件分の配送料しか支払われず

その際のガソリン代も自己負担です。

 

再配達で手間や労力は増えても報酬額は変わらず、

むしろガソリン代の自己負担などによって手元に

残るお金は減ってしまい、結果としてドライバーさんへの負担が

増えてしまうことになります。

そして、この問題がドライバーの人手不足問題にも

つながってしまいます。

 

CO2排出量の増加

 

2つ目の問題は、CO2排出量の増加です。

 

配達の回数が増えるとトラックや車の

走行距離は長くなります。

再配達によって排出されるCO2の量は

年間でおよそ42万トン(2015年国土交通省調査)

と試算されていて、環境面から考えても

良いとは言えません。

 

再配達問題解決のための弊社の取り組み

 

こうした現状がある中、「再配達問題」の

解決に繋がればと考え、

弊社でお家づくりをしていただいた方に

宅配ボックスをプレゼントしよう!と

新たな取り組みを考えています。

 

 

ネットショッピングが当たり前になった現在、

お家の玄関で見かけることも増えた宅配ボックスですが

まだまだ利用率は少ないようです。

 

宅配ボックスがあれば、不在時であっても、

注文した荷物を置いていってもらえるため

再配達の必要がなく、帰ってきたら荷物を

受け取れるのでとっても便利です。

 

実際の取り組みは今後開始していく予定です。

宅配ボックスプレゼントの取り組みを通して、

再配達問題とその影響によるドライバーさんへの

負担や環境問題への解決の一歩になればと思います。

 

さらには、弊社でお家を建てていただいたお客様の

暮らしがより快適で豊かなものになってくれたら嬉しいです。

 

今後も建築を通して、

社会課題の解決や未来を考えたお家づくり

に取り組んでいきたいと考えています。

 

最後に、弊社のホームページに、SDGsへの取り組みも

掲載しているので、ご興味のある方は覗いてみて

下さい。⇨⇨ SDGs | Milier

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。