COLUMNコラム

結露の原因はどこに?お家のお困りごとを丁寧に解決します2025.11.10

こんにちは。安曇野市の工務店、ココチエ一級建築士事務所の矢倉です。
「冬になると窓が濡れる…」「収納の奥がジメっとする…」
こんなお困りごとでご相談をいただく時期になりました。

結露は放っておくと、カビ・ダニ・アレルギー、木材の腐朽につながるため、早めの対策が大切です。
今日は 結露の原因と、お家でできる改善策を専門的にわかりやすく お伝えします。



■ 結露が起こる根本原因は「温度差」と「湿度」

結露は以下の2つがそろうことで起きます。

  1. 室内の湿度が高い(空気中の水分が多い)

  2. 冷たい部分に空気が触れる(窓・玄関・北側の壁など)

空気は温度が高いほど水分を多く含めますが、冷やされると急に保持できなくなり、余った水分が“水滴”として現れる。
これが結露の仕組みです。



■ 結露しやすい場所の共通点

安曇野・松本の寒冷地では、下記の場所で結露が発生しやすくなります。

  • アルミサッシの窓まわり

  • 北側の壁や収納内部

  • 洗面脱衣室

  • 寝室(就寝中に人の呼吸で湿度が上がる)

  • 玄関ドアの足元

  • 家具の裏(通気が悪い)

結露は“家の性能不足”だけでなく、“暮らし方”にも影響されます。
だからこそ、原因をしっかり見極めることが重要です。



■ すぐにできる!結露の対処法・予防法

① 室内の湿度を下げる

冬は加湿しすぎに注意が必要です。
最適な湿度は 40〜55%程度
・洗濯物の室内干しを控える
・お風呂のドアは閉める
・換気扇の活用
などが有効です。

② 空気を動かす

結露は“空気が滞る”ことで発生しやすくなります。
・サーキュレーター
・エアコンの弱運転
・扉を少し開けて空気の通り道をつくる
これだけでも改善します。

③ 窓まわりの断熱強化

最も効果が高いのは、
樹脂サッシ+複層ガラス(できればトリプル)
築年数の経ったお家でも“内窓の設置”で結露が大幅に減ります。

④ 家具の配置を見直す

外壁側に家具を密着させると、その裏で結露・カビが起きやすいです。
10cmほど空けるだけで通気が改善します。



■ 高気密高断熱でも結露はゼロではない

よく「高気密高断熱なら結露しないの?」というご質問をいただきます。
答えは、

→ 適切な換気と湿度管理がされていれば結露は大幅に減る
→ しかし、暮らし方によっては発生することもある

ということです。

性能の高い家は、室温が一定に保たれるため結露が起きにくいのですが、
・加湿のしすぎ
・窓の開閉習慣
・換気システムの使い方
などによって状況は大きく変わります。

だからこそ、私たちは 「性能 × 暮らし方のアドバイス」 をセットでお伝えしています。



■ 結露でお困りの方へ—現地調査で原因を特定します

結露は“家それぞれの原因”があります。
同じ地域でも、
・お家の向き
・断熱仕様
・換気の種類
・生活スタイル
で対策は変わります。

ココチエでは、
現地調査 → 原因特定 → 最適な対策のご提案
まで丁寧にサポートします。

「毎年冬になると困る…」
「家族の健康面が心配」
「窓の交換や内窓も検討したい」
そんな方はお気軽にご相談ください。