COLUMNコラム

建前~SWパネル。2019.09.04

こんにちは、ココチエの矢倉です。
今週 月曜日から松本市内で建前をさせてもらいました。
お家づくりのメインイベントはやはり建前となります。

僕らの小さい頃の建前といえば。。。ひと昔前だと
建前をするお家を学校帰りに見つけては、餅投げの日を楽しみしていました。
帰り道が全く違うとところへも友達と一緒に拾いに行ったことを覚えています。
そして、建前を行うと、何か月も木を乾かしていました。
大きな家だと仕上がるのに一年以上かかっていたと思います。

建前は、一大イベント。
僕らにとっても勝負どこです。
なるべく早く屋根までかけて、雨の心配もなくす。
今どきは、乾燥された木材なので、建前が始まると2・3日で形になって
その後は、内外装と工事がどんどん進んでいきます。
僕らの使用している断熱材はSW。
建前が終わると雨仕舞いをして、すぐにSWパネルの取付になります。
「外」でする仕事は、この作業がなかな重要で、
SWパネルの設置=断熱工事完了。となるわけです。
断熱工事が完了=工事中の室内の空気環境(温度や湿度)が安定するのです。
この安定こそが、構造材の品質安定にもつながるのです。

昔のように工事をやりながら乾かす。。のではなく
乾いた構造材、品質の確保が確認されたものを現場で組み立てるのですが
これが空気環境の安定した環境で工事が進む。というわけです。
これ 結構重要で。住み比べができないのでわかりにくいのですが、
住まわれてからの構造体の乾燥収縮による「動き」がほとんどありません。
SWを使う理由は。長期的な品質の安定を目的。としているのです。

長きにわたってのジワジワ攻撃に耐える安定した工法というわけなんです。

建前は僕らにとっても勝負どこ。
早めの断熱パネルの施工でお客様の大切なお家を造っています。

今月は、26日にもう一棟。建前は勝負どこ。
ご縁を頂くお客様に感謝して、良いお家をを造るための努力を続けます。