COLUMNコラム

人生100年時代の家づくり2022.05.18

こんにちは。ミライエ建築工房の米山です。

人生100年が当たり前になるといわれるこれからの時代は、

より長い視点を持った家づくりをしなければなりません。

というのも、60年以上もの間、その場所で暮らし続けていく

ためには暮らしと家の品質を維持し続けていく必要があるからです。

そこで、今回はこれから必須になるであろう

人生100年時代に備えた家づくりについて

長く愛着を持って暮らし続けていただくために、

こだわっていただきたいことをお伝えしたいと思います。

家と共に、時を重ねていく豊かさ

それは、無垢の床を使用するということです。

長く使うために購入する財布や鞄や靴は、

合皮ではなく本革を選ぶように、です。

確かに、無垢の床には、いくつかのデメリットが存在します。

湿気が多い夏は、床と床の継ぎ目が反り上がるし、

乾燥する冬は、逆に床と床の継ぎ目に隙間ができたり

幅木との間に隙間ができたりもします。

そして、その結果、夏は足元に多少の凸凹感を感じるし

冬はその隙間にホコリが落ち込み、

多少掃除が面倒になるかもしれません。

また、節がある無垢の床を使った場合、

その節が抜けてしまうこともあるし、

粘いヤニが出てくることだってあります。

生きているがゆえに、木が暴れて、床なりすることだってありますしね。

しかし、無垢材には、デメリットをカバー出来るぐらい

素晴らしいメリットが存在します。

 例えば、無垢の床は断熱機能を持っている(空気層がある)ため

夏は合板に比べて足元がベタベタしにくいし、

冬は、合板に比べて足元が冷んやりしにくいという特徴があります。

また、無垢の木は柔らかいから弱いというイメージがあるかもしれませんが

では合板が強いのかというと、実はそんなこともなく

何かを落とせば穴が開くのは、無垢の木に限らず合板も同じです。

それどころか、合板は表面にシートを貼ってあるだけなので

穴が開いた場合、下地が露出して見た目が悪くなってしまいます。

それに対し、無垢の木を使えば、穴が開いた場合

違う素材の下地が露出するわけでもなければ

多少の凹みなら、水を含ませれば復元できることもあります。

さらに、窓際などは太陽の紫外線によって

床の表面が変色してしまうのですが、これも合板の場合

ものすごく見た目が悪くなってしまうのに対し

無垢材はそれさえも味になっていきます。

しかし、なにより無垢の木をオススメする理由は

見た目がカッコイイからです。(←これ重要です!)

かつ、経年変化によってその表情がどんどん変化していき

それを愉しめると同時に、なんとも言えない愛着が持てるからです。

床は、一度張ってしまうと

簡単に剥がせるものではないため

最初の選択がものすごく肝心になってきます。

もちろんデメリットもあるのですが

それよりもメリットに目を向けていただき、

ご家族と共に年を刻んでいくことができるお家にしていただければと思います。

 

最後に、オープンハウスのお知らせです!

今回の内容にピッタリの無垢の床を使ったお家です。

場所は長野県下伊那郡松川町元大島、

期間と日時は5/14()-8/14() 1000-1700です。

ご予約のURLはこちら↓↓↓

ミライエ建築工房イベント予約サイト (reserva.be)

是非、お越しください!!

オープンハウスについてご不明な点がございましたら、

お気軽にお問合せください!

 

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。