COLUMNコラム
ウッドデッキを活かす設計2022.06.03
こんにちは。ミライエ建築工房の米山です。
早いもので今年も折り返しの月になりましたね。
あっという間で、なんだか年々時間の流れを早く感じます。
皆さんは、どんな半年を過ごされましたか?
6月といえば、多くの地域が梅雨入りを迎え、
梅雨が明けたらいよいよ本格的な夏の始まりですね!
今回はそんな夏の始まりにぴったりの
ウッドデッキに関する内容をお伝えします!(^^)!
家を建てるにあたり、
ウッドデッキは欠かせないアイテムの一つ
ではないでしょうか。
アウトドアリビングとして
朝ごはんや晩ごはんを食べたり・・
家族でバーベキューをしたり・・
プールを出して子供たちと遊んだり・・
日向ぼっこをしたり・・
カフェテラス気分で過ごしたり・・
と、ウッドデッキは
夢が広がるスペースですよね!
このウッドデッキをより使いやすく、
より使いたいスペースにするために、
是非、知っていただきたいことがあります。
まず、ウッドデッキをつくるにあたって
ポイントとなるのがウッドデッキの材質です。
材質には大きく分けると、
「本物の木」と「本物の木風」の
2つがあるのですが、
どちらの方が自分や自分の家に向いているか?
を知っておくことが大切です。
✔️本物の木のメリットとデメリット
外に使うということは、
常に太陽の紫外線や熱を浴びるし、
雨が降れば水分を吸い込みます。
それゆえ、本物の木は、
室内とは比べものにならないほど、
膨らんだり縮んだり反ったり動いたりします。
その結果、凸凹はできるわ、
ビスをへし折ってしまうわ、
劣化はしてしまうわ、
ささくれだってしまうわ、
といった状態になります。
また、紫外線を浴びることによって、
灰色に変色もするし、
日当たりが悪い場所などは、
カビが生えることもあります。
それゆえ、時々
サンドペーパーで表面をこすったり、
年に一回は塗装したりと、
ややこまめにお手入れをする必要があります。
つまり、手間がかかってしまうというわけですね。
しかし、本物の木には
以上のようなデメリットがあるものの、
本物じゃない木に比べて
圧倒的に見栄えが良い、かっこいい!
というメリットがあります。
なので、格好良さを追求したい方や、
この手入れに苦を感じない方、
そして細かなことが気にならない方なんかは、
本物の木を使うことをオススメします。
✔️本物の木風のメリットとデメリット
このメリットは言わずと知れた
「メンテナンスフリー」ということです。
つまり、変色もしなければ、
反ったりビスをへし折ったり、
ささくれだつこともないというわけですね。
また、日当たりが悪い場所には
本物の木同様にカビが生えることもありますが、
ブラシと水で掃除してやれば
表面に不着した汚れとともに
綺麗に落とせてしまうのではないでしょうか。
ただし、この「本物の木風」は
あくまで「本物(風)の仕上げ」なので、
仕上がりは本物の木よりも
見劣りしてしまうというのがデメリットです。
ですから、あくまで恰好良さにこだわりたいという方は、
面倒臭さを我慢してでも、
「本物の木」を使用することをお勧めします。
✔︎ウッドデッキで一番大事なこととは?
さて、ここからが本題です。
ウッドデッキで一番大事なこと。
それは、そもそもそのデッキが使えるように
設計されているかということです。
せっかく高いお金を出してつくったのに、
そもそも使えない設計になってしまったのでは、
お金を払ったことを後悔することになりかねません。
例えば、
広い道路に面してウッドデッキをつくり、
かつフルオープンになっているとしたら、
それってものすごく使いにくいと思いませんか?
周りの人から丸見えになってしまうわけですからね。
また、周りの目線を感じない場所につくったとしても、
日当たりが悪かったり、景色が悪かったりすれば、
それはそれで使いたいと思えないですよね。
なので、ウッドデッキをつくる時は、
◎まずはそのデッキが使いやすそうか?
◎そのデッキを使いたいと思えそうか?
この2つの視点を意識しながら
設計をしてもらうようにしてくださいね。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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