COLUMNコラム
無料ライフプラン2023.09.14
こんにちは。ミライエ建築工房の米山です。
家づくりを具体的に進める前に「資金計画」をすることは
どこの住宅会社でも当たり前になりつつあります。
弊社でも同様に、『資金計画を含めたライフプラン』のご案内を
させていただいています。
そしてこの資金計画をするにあたり、大切なことが
「何を根拠にローンの返済額をその金額に決めたのか?」です。
この根拠がしっかりしていないと、
予算が上がってしまいやすい、、
住み始めてからローンの返済で
生活が苦しくなってしまった、、
ということになりかねません。
とりわけ原材料費のインフレによって
建築コストが上がりつつある現在は、
その度合いも大きくなりがちなので、
どこまでなら大丈夫でどこからがダメなのかのラインを
自分自身が把握しておけるように、
資金計画をする前に一手間かけていただくことをオススメしています。
そして、できる限りお金の不安をなくした状態で
お家づくりを進めていければと思います。
というわけで今回は、
「資金計画の前準備」についてお伝えしていきたいと思います。
資金計画では最初に銀行からの借入額を決定するので、
借入額を決定するにあたり必要な三要素
「返済額」「金利」「年数」の中の「返済額」をいくらにすべきなのかを
決定するための根拠を出すということですね。
✔️家計の収支と今後を考える
家を建てる時、まずここから始めるべきなのは間違いありません。
どれくらいずつ収入があって、
その中で何にどれくらいお金を使っていて、
どれくらいを貯金や保険に回しているのかを
全て洗い出して把握するということですね。
出費の内訳としては、
家賃、駐車場代、電気代、ガス代、水道代(下水道代)、家の家財保険代、
車のローン、ガソリン代、車検代、車の保険代、車の税金、車のメンテ代、
習い事代(塾代)、携帯代、ネット&TV代、美容室代、外食代、衣料品代、
旅行代、サブスク代(音楽・本・新聞・映画など)、食料品代、日用品代、
小遣い、貯金、生命保険代、医療保険代、学資保険代、
といったところでしょうかね。
あと奨学金がある場合、そのローン返済と。
なので、まずはこれらにどれくらいお金がいっているのか
ある程度正確に把握することから始めていただければと思います。
そして、次に考えていただきたいのが、
今後はもっと出費が増えるということと、
家を持つとさらに出費が増えるということです。
出費が増える理由は、子供の成長と共に
食費・旅費・習い事や塾代・携帯代などが高くなるからです。
その上、大学に行くとなれば、
県外なら学費の上に家賃と生活費が、
県内なら学費の上に車代とガソリン代、車検代と保険代と税金が
それぞれ必要になってくるので、
早い段階からその備えをしていくことも重要です。
また、家を持ったからには
維持していくためのお金も必要となります。
まず、4月に納税通知が届く固定資産税。
次に、火災保険。(入るなら地震保険も)
そして、定期的な外壁塗り替え費用。
(15年に一度ぐらいのペースです)
さらに、水回りの入れ替えに伴う修繕工事。
(20〜25年に一度ぐらいのペースです)
最後に、家電製品の買い替え費用。
これらが家を持っている限り必要となるコストなのですが、
これらの資金のことまで考慮した上で
毎月のローン返済額を決めた方がいいというわけですね。
でないと、家のローンに上積みして
お子さんの進学資金や定期的な修繕費用をローンに頼ることになり、
借金のある生活が続いていくことになります。
というわけなので、
単純に家賃と比較していけるかどうかを決めるという
ことではなく、
家計の収支と今後の必要経費を全てテーブルの上に出し
把握した上で返済額を決める。
この方法に従って
家づくりを一歩一歩進めていただければと思います。
弊社でご案内させていただいているライフプランでは
プロのプランナーさんに依頼し、
今回お伝えさせていただいた内容(現在の収支・将来必要となるお金・保険の見直し)
をすべて含めたお金のご相談を無料で行っています。
一生に一度のお家づくりなので、デザインや性能はもちろん
お金の面でも安心して暮らしていただくための
お家づくりのお手伝いをさせていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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