COLUMNコラム

広すぎるお家は後悔する?2025.02.05

こんにちは!株式会社 壱意です。

暖冬のおかげで、今年は雪かきの出番がほとんどありません!

そして今年は、例年より早く花粉が飛散し始め、量も多くなるとのこと!暖冬にこんなデメリットがあるとは・・・早くも戦々恐々としています。

 

 

 

さて、これからお家を建てたいとお考えの方。

実際、建物はどれくらいの広さが「ちょうどいい」のでしょうか?

 

 

 

「ちょうどいい」と感じられる広さは、世帯人数やご家族の年齢によっても異なります。

 

 

「住生活基本計画」(令和6年度閣議決定)の「誘導居住面積水準」を参考に見てみましょう。

 

ここでは、

“世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準” を示しています。

 

ざっくりご説明しますと、都市に住む場合(都市型)都市以外に住む場合(一般型)の2つにおいて、それぞれに単身者2人以上の世帯の計算式があります。

長野県で家を建てると仮定して、都市以外に居住する「一般型誘導居住面積水準」を見ていきましょう。

 

 

一般型誘導居住面積水準

単身者 55

2人以上の世帯 25×世帯人数+25

※ただし、ここでの世帯人数は

 ●3歳未満は0.25人として算定

 ●3歳以上~6歳未満は0.5人として算定

 ●6歳以上10歳未満は0.75人として算定

 ●算定された世帯人数が2人に満たない場合は2人とする

 ●世帯人数が4人を超える場合は、上記の面積から5%を控除する

 

 

例えば、

3歳以上の未就学児1人と、02歳のお子様が1人いる4人家族】の場合

 世帯人数は 0.5+0.25+2.0=2.75()

 25㎡×2.75()+25=93.75㎡ となり、およそ28坪

 

 

3歳以上の未就学児1人と、ご夫婦の3人家族】の場合

 世帯人数は 0.5+2.0=2.5()

 25㎡×2.5()+25=87.5㎡ となり、およそ26.4坪

 

小さなお子様がいらっしゃる34人家族のご家庭では、2628坪程度の建物がおおよその目安となります。

「今住んでいるところより、ちょっと広め」をご希望される方は多いですが、広ければ広いほどいいか?というと、そういうわけでもありません。

 

建物が広すぎる場合

 ●掃除の手間が増える(掃除機をかける範囲が増える、家が広いと窓や照明器具の数も増える傾向にある)

 ●冷暖房の効率が低下する恐れがある

 ●子供が独立した後、使わなくなった空間を持て余す

 

などのデメリットもあります。

 

 

 

これからご新築の計画をされる方は、ぜひこういった目安も参考に、理想のサイズ感や間取りを考えてみてはいかがでしょうか。

自分で考えるのは大変!

もっと具体的に土地も含めた話がしたい!

そんな時はお近くの長野SW会員工務店までお気軽にご相談ください。

 

 

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