COLUMNコラム
LIXILスーパーウォール「無結露保証」が35年から60年へ延長されました2026.06.04
こんにちは。安曇野市の工務店、ココチエ一級建築士事務所の矢倉です。
本日は、長野SW会が家づくりに採用し、その普及に努めている高気密・高断熱・高耐震の「LIXIL スーパーウォール(SW)工法」に関する、重要な保証改定についてお伝えします。
この度、SW工法で使用される断熱材の「無結露保証」期間が、従来の35年から「60年」へと延長されました。 (※2026年1月納品分のスーパーウォールパネルより適用されています)
今回は、この保証延長が、これから家づくりをされる皆様にとってどのような意味を持つのか解説いたします。
■ そもそも「無結露保証」とは 住宅の耐久性を考える上で、「壁体内結露(へきたいないけつろ)」への対策は欠かせません。窓ガラスの結露とは異なり、壁の内部で発生する結露は以下のような被害を引き起こす原因となります。
・断熱材の劣化:水分を含んでカビが発生し、本来の断熱性能が失われる ・構造の腐朽:柱や土台などの木材が腐り、建物の強度が低下する ・シロアリの被害:湿った木材環境がシロアリを呼び寄せる要因となる
LIXILのSW工法で採用している硬質ウレタンフォーム断熱材は、湿気を通しにくい構造であり、この壁体内結露の発生を防ぎます。「無結露保証」は、この断熱材内部の結露による劣化が生じないことをメーカーが保証するものです。 (詳細:
■ 60年保証がもたらす意味 2026年1月より適用となった60年という保証期間は、住宅のライフサイクルにおいて大きな意味を持ちます。
・製品に対する確かな裏付け 60年という長期間、壁の中の断熱材が結露せずに性能を維持できるという、LIXILの技術検証と実績の表れです。 ・世代を超えて住み継ぐための基本構造 60年はおよそ二世代から三世代にわたる年月です。親から子へ、そして孫の代まで、建物の骨組みが健全な状態で保たれることを意味しています。
■ 目に見えない部分の性能が、住まいの寿命を決める 私たちココチエは、デザイン性の高さだけでなく、「目に見えない部分(性能や構造)の確かさ」こそが、長く快適に暮らせる住まいの絶対条件であると考えています。
完成後には見えなくなってしまう壁の中が、60年にわたり結露から守られるということは、初期の高い断熱性能や耐震性能が長期間にわたって維持されるということです。何十年先も安心して暮らしていただけるよう、今回の保証延長は住宅を提供する私たちにとっても、大変意義のある制度改定と言えます。
■ おわりに 長野SW会は、スーパーウォールパネルを使用した高性能な住まいづくりを実践し、信州における快適で安心な暮らしの普及に取り組んでおります。
壁の中の構造や断熱性能について詳しくお知りになりたい方は、お近くの長野SW会加盟店までお気軽にご相談ください。

