COLUMNコラム

引き算のメリット2023.01.06

あけましておめでとうございます。 

ミライエ建築工房の米山です。

2023年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

さて、

今回は引き算がもたらすメリットについて

お伝えしていきたいと思います。

 

引き算による大きな効果

 

 

右の写真と左の写真では使うドアのサイズが違うのと、

ドアの枠があるかないかという違いがあるのですが、

見た感じの印象が全然違うと思いませんか?

 

天井とドアの高さを合わせた方は、

天井とドアの間に余分な壁がない分、

視線が上に向くため、

もう一方よりも空間が広く見え、

実際、光の拡散効果も高くなります。

 

また、写真では分かりにくいですが、

ドアの枠がない分、余分な凸凹がなくなり、

直線的でスッキリした空間になります。

ドア枠がなければドア枠にホコリもたまらず、

お掃除も楽になりますよね。

 

そして、ドアと同じように、

窓から窓枠をなくすようにすれば、

同じような視覚効果が得られると同時に、

ホコリが溜まる場所を減らすこともできます。

 

このように引いていくことで、

コストをカットしながら、

美しさを高めることができるというわけですね。

 

引いていくことは機能性も高める

 

さらに、引いていくことは、

デザイン性だけではなく、

機能性も高めてくれます。

 

例えば、階段をなくし平屋にすれば、

必然的に耐震性が高くなります。

そのうえ、風の抵抗や車両の振動による揺れや

地震の揺れから家を守ることができるため、

耐久性も高くなります。

 

また、平屋にしつつ家の面積を小さくできれば、

冷暖房効率も高い家になります。

ワンフロアなので満遍なく空気が循環しやすいからです。

その上、空気を遮断する廊下をなくせば、

なおのことコストをカットしながら、

冷暖房効率を高めてくれます。

 

そして、居心地を良くするためには、

外からの視線が気にならない、

プライバシーが担保された

住まいにすることが重要なのですが、

そうするためには周辺環境を配慮しながら

部屋のレイアウトや窓のつくり方を

考えないといけません。

 

しかし、それができれば、

プライバシー性だけではなく防犯性も

高めることができ、

カーテンも必要なくなるため、

カーテン代も丸ごとカットされて、

何より外観が圧倒的に美しくなります。

 

つまり、引いていくことは、

デザイン性を高めてくれるだけではなく、

同時に機能性も高めてくれて、

さらにそれが結果的にデザイン性も高めてくれる

というわけです。

かつ、経済性も高めてくれるという良いこと尽くしです。

 

ということで、

デザイン性、機能性、経済性の

三拍子そろった住まいをつくるためには、

足していくではなく、

引いていくことが大切だということを

覚えておいていただければと思います。

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました😊

 

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日時:2023年1月22日(日)まで

   10:00ー17:00

場所:長野県上伊那郡飯島町飯島

完全予約制で受け付けておりますので、

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